Vol.4 暮らすカタチとまちの使いこなし
アサダワタル氏 × 岸本千佳氏
価値観の多様化やデジタルシフトなどの技術革新にともなう、暮らし方・働き方の変化やコミュニティの変化にどのように対応し、個性や魅力あるまちづくりを実現するかが課題になっています。本公開研究会(※詳細後述)では 2040 年前後を想定し「どんなライフスタイルが実現しうるか」、「ライフスタイルをベースにどのような都市・地域のプランニングが考えられるか」についてゲストを交えて展望します。
第四回は、「2040 年のライフスタイルが紡ぐまちの姿」アイデアコンペで 選考委員を務めて頂く、文化活動家のアサダワタル氏と不動産プランナーの岸本千佳氏を迎え、これまでの活動のご紹介から 2040 年を展望する上での課題意識と 2040 年のまちの姿についてディスカッションしました。
ゲストトーク 動画配信(2021年10月までの限定配信)
◎アサダワタル氏(文化活動家)
1979 年大阪生まれ。バンドのドラマーやソロミュージシャンを経て、大阪にて文化・アートを軸に地域づくりや福祉事業に携わる NPO や寺院でプロジェクトディレクターを務めたのち独立。音楽を軸にした幅広いジャンルの文化実践と社会起業の双方にまたがる特殊なキャリアのもと、現在は「個性と多様性が生きる文化による世直し」をテーマに、アーティスト、文筆家、教員、それらを総称し「文化活動家」として奮闘中。『住み開き増補版 もうひ一つのコミュニティづくり』(ちくま文庫)、『ホカツと家族 家族のカタチを探る旅』(平凡社)、など著書多数。
◎岸本千佳氏(不動産プランナー)
1985 年京都生まれ。2009 年滋賀県立大学環境建築デザイン学科卒業後、東京の不動産ベンチャーで、シェアハウスや DIY 賃貸の開発・運営に従事。2014 年京都でアッドスパイスを設立。時代を捉えた独自の企画とリーシングから、どう活用していいか分からない建物に最適解を導く。不動産オーナーに寄り添い企画・設計・仲介・管理を一貫して引き受ける。線路沿いの木賃アパートをクリエーターのためのシェアアトリエとして再生(SOSAKKYOTO)、町家と建具工場だった建物を、小商い複合施設へと再生 ( 中宇治 yorin) などを手掛ける。
案内
日程 2021年7月25日(日)
時間 15時00分~17時00分
形式 zoom によるオンライン実施
会費 無料(事前申し込み必要)
主催 ライフスタイルが紡ぐまちのみらい研究会
共催 都市計画学会関西支部 30周年特別委員会将来展望部会
都市計画学会関西支部特別委員会「ライフスタイルが紡ぐまちのみらい研究会 」
ライフスタイルが紡ぐまちのみらい研究会(tsumugu.future@gmail.com)